【要約】『ESG思考』ニュー資本主義へと移り行く現代で必要な思考は?③

今回はおすすめの本を紹介したいと思います!

夫馬賢治さんが執筆した『ESG思考~激変資本主義1990-2020 経営者も投資家もここまで変わった~』
です!

コロナウイルスをはじめとして、環境が激変していく現代
そんな現代において、「SDGs」の関心の高まりと共に注目されている「ESG思考」(Environment:環境,Social:社会,Governance:企業統治 への注目)
「ESG思考」とはどこから生まれ、世界はどのように捉えているのか
そして、いま我々が置かれている現状を正しく認識し、未来に活かすためにはどのような思考が必要か

ということをわかりやすく説明をしてくれているこちらの本

本に記されている主張を自分なりに要点を絞ってまとめました。

それでは、いってみましょう!

【本コラムのターゲット】
・『ESG思考』に興味がある方
・「SDGs」に興味がある方
・人生を豊かにする本をお探しの方

結論:『ESG投資』とは?

本書の著者、夫馬賢治さんは
日本の経営戦略・金融コンサルタントで、ESG投資やサステナビリティ経営の専門家です。(株)ニューラルの代表取締役CEOとしても活躍をされております。

本書では、「ESG思考」(Environment:環境,Social:社会,Governance:企業統治)を通して
現代を正しく理解するためのヒントが記されています。

結論から申し上げますと
本書での主張は、大きく下記の3点です!

1.ESG思考・ニュー資本主義とはなにか?
⇒「環境・社会への影響を考慮すると利益が増える」と考える思考
2.ニュー資本主義は正しいのか?
⇒「環境・社会への影響を考慮=利益が増える」は成り立つ
3.日本・日本企業が取るべき戦略は?
⇒「長期的思考」とにかく身につけるべし

本記事では、「3.日本・日本企業が取るべき戦略は?」について深く掘り下げていきます。

日本・日本企業が取るべき戦略は?

ひとつの社会制度における寿命は250年程度と言われています。
例えば、日本において江戸時代は約260年続きましたが、体制疲労により崩壊をしています。
現代における資本主義社会の理論的支柱となったアダムスミスの『国富論』
アダムスミスの死後から約240年が経過した現代でも、資本主義制度の疲労が起こっていると考えても不思議ではありません。

これまでの資本主義の形態に限界が来ている。
つまり、「オールド資本主義」⇒「ニュー資本主義」への転換期が来ているとも考えられます。

「ESG思考」の下から生まれた「ニュー資本主義」の思想は
環境・社会に考慮することで、将来のリスクを減らし、継続して利益を得られ続ける基盤を確保するといった「長期的に利益を得る」ための思想です。

環境・社会への影響を度外視した大量生産・大量消費による「短期的な利益の獲得」ではありません。

つまり、投資をする側の「投資家」にも、投資を受ける側の「企業」にも
日本全体として、「長期的思考」が必然的に求められることになります。

「長期的思考」を身につけるべし

日本は、「SDGs」や「ESG思考」の波にうまく乗っかり
「ニュー資本主義」へと転換を行うべきだと感じます。

なぜなら、日本には豊富な「資源」があるわけではなく
「工業」においても、国家の強力な情報統制の下、「工業」を武器として発達した中国には敵いません。
また、「情報」においても、貪欲に新市場を求め、研究開発には予算を惜しまないをアメリカに負けてしまいます。

つまり、環境・社会への考慮といった「ESG思考」「SDGs」の波にうまく乗っかることで
「法」や「倫理」を武器にスペック上には表れない価値を創造し、顧客との協力なエンゲージメントを生み出すことを国家戦略としていくしかありません。

「ニュー資本主義」へと転換していき
発生ベースの「場当たり的な政策」から、社会への波及効果を想像し、「未来を見据えての種まき的な政策」を行う必要があります。

また、「ニュー資本主義」へと転換を行う中で、日本企業の取るべき戦略としては
「SDGs」や「ESG思考」を重視して、ステークホルダー(投資家、従業員、消費者など)の考えに寄り添うこと
「株主価値」と「社会価値」を両立させること
また、「自社のサステナビリティ」と「社会的信頼の回復」を両立させる取り組みが必要になってきます。

どちらも、キーワードは『長期的思考』
短期的な利益ではなく、未来を見据えた「環境・社会への考慮」と「利益」の共存を考えるべきです。

まとめ

みなさま、いかがでしたでしょうか?

今回は、以下についてご紹介させていただきました。

[本コラムのまとめ]

1.これまでの資本主義の形態に限界が来ており、「オールド資本主義」⇒「ニュー資本主義」への転換期が来ていると考えられる

2.日本・日本企業が取るべき戦略は、とにもかくにも『長期的思考』である

本書を読み
日本・日本企業が取るべき戦略が「SDGs」や「ESG思考」の波にうまく乗っかった『長期的思考』であるのなら
自分の取るべき戦略も、『長期的思考』であるべきだと感じます。
自身の仕事選びにおいても、将来の事業成長や価値創造にとって重要な項目をクリアしているかどうか見定める必要がありますし
資本形成などの面でも、「ESG思考」を持つ企業の株式投資を行うなど
将来を見据えて、今の行動に繋げていく必要があると強く感じました。

本記事が、将来の世界の姿や自分の姿を想像するうえで、一助になれば幸いです。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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