【要約】『ESG思考』ニュー資本主義へと移り行く現代で必要な思考は?②

今回はおすすめの本を紹介したいと思います!

夫馬賢治さんが執筆した『ESG思考~激変資本主義1990-2020 経営者も投資家もここまで変わった~』
です!

コロナウイルスをはじめとして、環境が激変していく現代
そんな現代において、「SDGs」の関心の高まりと共に注目されている「ESG思考」(Environment:環境,Social:社会,Governance:企業統治 への注目)
「ESG思考」とはどこから生まれ、世界はどのように捉えているのか
そして、いま我々が置かれている現状を正しく認識し、未来に活かすためにはどのような思考が必要か

ということをわかりやすく説明をしてくれているこちらの本

本に記されている主張を自分なりに要点を絞ってまとめました。

それでは、いってみましょう!

【本コラムのターゲット】
・『ESG思考』に興味がある方
・「SDGs」に興味がある方
・人生を豊かにする本をお探しの方

結論:『ESG投資』とは?

本書の著者、夫馬賢治さんは
日本の経営戦略・金融コンサルタントで、ESG投資やサステナビリティ経営の専門家です。(株)ニューラルの代表取締役CEOとしても活躍をされております。

本書では、「ESG思考」(Environment:環境,Social:社会,Governance:企業統治)を通して
現代を正しく理解するためのヒントが記されています。

結論から申し上げますと
本書での主張は、大きく下記の3点です!

1.ESG思考・ニュー資本主義とはなにか?
⇒「環境・社会への影響を考慮すると利益が増える」と考える思考
2.ニュー資本主義は正しいのか?
⇒「環境・社会への影響を考慮=利益が増える」は成り立つ
3.日本・日本企業が取るべき戦略は?
⇒「長期的思考」とにかく身につけるべし

本記事では、「2.ニュー資本主義は正しいのか? 」について深く掘り下げていきます。

ニュー資本主義は正しいのか?

「ニュー資本主義」とは
「企業が、環境や社会への影響を考慮すると、利益も増える」と考え、利益が増えるのであれば、当然「企業は、環境・社会への影響を考慮すべき」と考える新しい形の資本主義のことです。

この新しい形の資本主義は「ESG思考」といった環境,社会,企業統治の考慮という背景を元に生まれました。

では、この「ニュー資本主義」の考えは正しいのでしょうか?

本書では
企業が環境・社会への影響を考慮したことで利益が増えた事例がいくつか紹介されています。

例えば
2012年、「ハーバード・ビジネス・スクール」のジョージ・セラファイム教授が行った分析では
株価とROE(自己資本利益率)について
環境・社会に関する実効性のある経営方針を定めている90社会を「高サステナビリティ企業」
方針を定めていない90社を「低サステナビリティ企業」として比較を行いました。

結果、「高サステナビリティ企業」の方が
株価でもROEでも高いことが示されました。

このことからも
「環境」と「経済」がどのような関係にあるのかを考えたときに
「環境や社会への影響を考慮すること」と「企業の利益が増えること」を両立することは可能ということが分かります。

世界は「ニュー資本主義」へと向かっているのか?

では、全体感を見た時
世界は「ニュー資本主義」へと向かっていると言えるのでしょうか?

個人的な印象としては
まだまだ、環境や社会への影響を度外視した
大量生産・大量消費の考えから抜け出せていない企業が多くあるように感じます。

しかし、進んでいるところもあります。
特に、ヨーロッパでは
「倫理」を武器に環境・社会への影響を考慮することで
スペック上には表れない価値を創造し、顧客との協力なエンゲージメントを生み出す企業が多くあります。

ヨーロッパ企業を中心とした
職人技のものづくりやブランド価値のような付加価値を高める方法論は
今後の未来として、SDGsの目指すところである「働きがいや経済成長」と、「労働負荷や環境負荷の低減」を同時に行っていくという考え方の実現が可能であると言えます。

まとめ

みなさま、いかがでしたでしょうか?

今回は、以下についてご紹介させていただきました。

[本コラムのまとめ]

1.「ニュー資本主義」は正しいのか?
→環境・社会への影響を考慮することで
株価やROEが高くなるという分析結果がある。

2.世界は「ニュー資本主義」へと向かっているのか?
→環境・社会への影響を度外視した大量生産・大量消費を行う企業は未だ多く存在する。
しかし、特にヨーロッパでは「倫理」を武器に環境・社会への影響を考慮を行う企業が多く存在する。

多くの企業が「ニュー資本主義」へと向かい
「働きがいや経済成長」と、「労働負荷や環境負荷の低減」を同時に実現できるようになれば
そこには、過労死や環境汚染といった悲しい事実のない、素敵な未来が待っていると感じる内容でした。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。

<電子書籍↓>

コメント

タイトルとURLをコピーしました