【要約】『2030年の世界地図帳』から学ぶ日本の取るべきSDGs戦略とは?

今回はおすすめの本を紹介したいと思います!
TVを中心に様々なメディアで活躍されている
落合陽一さんが執筆した『2030年の世界地図帳』
です!

コロナをはじめとして、環境が激変していく現代
日本はどのような戦略をとるべきなのか
そのカギは 「SDGs」にあるということを、図を使いながらわかりやすく説明
をしてくれているこちらの本

本書に書かれている戦略を通して、日本だけでなく、自身が”今”何を行うべきなのか
ヒントを得られる行動指針の役割を果たしてくれる本となっています。

本に記されている主張を自分なりに要点を絞ってまとめました。

それでは、いってみましょう!

【本コラムのターゲット】
・『2030年の世界地図帳』に興味がある方
・「SDGs」に興味がある方
・人生を豊かにする本をお探しの方

結論:『2030年の世界地図帳』とは?

本書の著者、落合陽一さんは
「サンデージャポン」や「news zero」などのメディアにも出演しながら、「メディアアーティスト」や「研究者」として様々な分野で活躍されております。

本書では、2030年の未来を考える補助論として
本書での主張や様々な統計情報を通じて
日本と世界の未来を俯瞰しながら考えることで、停滞や思考停止を突破し、各々の悲観的でない行動指針を立てるきっかけとなることを目標とされています。

結論から申し上げますと
本書での主張は、大きく下記の3点です!

①2030年の世界はどうなっているか、様々な統計情報から正しく理解する必要がある
⇒「5つの破壊的テクノロジー」「人口分布の変化」
②各国の戦略「4つのデジタル・イデオロギー」を正しく理解する必要がある
⇒「アメリカン・デジタル」「チャイニーズ・デジタル」「ヨーロッピアン・デジタル」「サードウェーブ・デジタル」
③上記の①、②を踏まえて、日本が取るべき戦略は「SDGsを上手く使って独自技術を見極める」ことである

本記事では、③日本が取るべき戦略は「SDGsを上手く使って独自技術を見極める」ことである
について深く掘り下げていきます。

③日本が取るべき戦略「SDGsを上手く使って独自技術を見極める」とは?

前回までの記事で、「2030年の世界はどうなっているか」「未来に対して、各国はどのよう戦略を用いるか」について、紹介させていただきました。

以上を踏まえて
日本が取るべき戦略について、結論から申し上げます

日本は
「ヨーロピアンデジタル」から生み出された“SDGs”などの理念を上手く使い倒し
「アメリカン・デジタル」「チャイニーズ・デジタル」から生み出された“技術”を上手く組み合わせた
『デジタル発酵』戦略を行うべき
ということになります。

詳しく、説明をしていきます。

「ヨーロピアンデジタル」から生み出された”SDGs”などの理念を上手く使う

「ヨーロッピアン・デジタル」とは
ヨーロッパの伝統と文化を背景にブランド力を押し出すことで発展してきた
「法」や「倫理」を武器にスペック上には表れない価値を創造し、顧客との協力なエンゲージメントを生み出すことができるイデオロギーです。

下記は、法と倫理で社会を統べるため
法と倫理によって、大量生産や大量消費といった米中の戦略と闘うためにヨーロッパから生まれた発想になります。

・SDGs
→「Sustainable Development Goals」
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標
・ESG投資
→ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の要素も考慮した投資のこと
・PRI
→「Principles for Responsible Investment(責任投資原則)」
国際連合が2005年に公表し、加盟する機関投資家等が投資ポートフォリオの基本課題への取り組みについて署名した一連の投資原則

では、なぜこれらSDGsなどの発想を日本で使い倒すべきなのか。
日本には、米中や新興国が保持しているような「資源」や「工業」、「情報」といった武器はありません。

しかし、日本には長い歴史があります。
その歴史の中で、古来より独自の文化を継承し続けています。
つまり、「ヨーロピアン・デジタル」的な「法」や「倫理」を武器にした戦略が、日本と相性が良いのです。

「アメリカン・デジタル」「チャイニーズ・デジタル」から生み出された”技術”を上手く組み合わせる

日本の戦略として「ヨーロピアン・デジタル」的な「法」や「倫理」を武器にした戦略が相性が良いということが分かったところで
日本独自の戦い方とは何か、さらに深掘って考えてみます。

そのヒントが「スイス」です。
スイスで最も有名なものは、“機械式時計”かと思います。

スイスの”機械式時計”は長い歴史の中で、ブランド価値が認められ、資産価値として高く評価されています。
そして、その技術をうまく国の”宝”にしています。

そうした長い歴史の中で築いた独自の技術を持つことで
永世中立国として、強国に囲まれながらも自身の立ち位置を明確にできているわけです。

今一度、日本の文化を見直し
諸外国、特に米中から生み出された技術を組み合わせることで”付加価値”を生み出し
日本ならではの”宝”を創っていく。

こうした発想の中に、日本の活路が見出せるのではないかと考えられるます。

日本が取るべき戦略『デジタル発酵』とは?

以上を踏まえ
「ヨーロピアンデジタル」から生み出された“SDGs”などの理念を上手く使う
「アメリカン・デジタル」「チャイニーズ・デジタル」から生み出された“技術”を上手く組み合わせて
“付加価値”を付けた戦略が、日本が諸外国に負けない強い国になるための戦略と言えます。

つまり、「欧州的な倫理」と「米中に似た技術的立場」の間に日本の居場所は見つかるということです。

それらをまとめた発想が『デジタル発酵』です。
「発酵」とは、ある限られた領域の中で無秩序に混ざり合う内向きの力のことを言います。
『デジタル発酵』とは、様々な”技術”がその土地(日本)に根付いたモノやサービスと掛け合わさって、新たな魅力と価値が現れることです。

SDGsを上手く使って、「法」や「倫理」を武器にしながら日本ならではの”文化”を見直す。
そして、様々な”技術”を掛け合わせることで独自技術を見極める。
上記のような『デジタル発酵』的な発想こそ、日本が取るべき戦略になります。

まとめ

みなさま、いかがでしたでしょうか?

今回は、以下についてご紹介させていただきました。

[本コラムのまとめ]

1.日本が取るべき戦略とは、「SDGsを上手く使って独自技術を見極める」ことである
2.そのカギとなる発想が『デジタル発酵』である
3.『デジタル発酵』とは
「ヨーロピアンデジタル」から生み出された”SDGs”などの理念を上手く使い
「アメリカン・デジタル」「チャイニーズ・デジタル」から生み出された”技術”を上手く組み合わせて
“付加価値”を付けた戦略のことである

日本が未来を勝ち抜くために
どのような戦略を立てるべきなのか理解をしたうえで、時代の流れを読み、自身の戦略に繋げていく必要があります。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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